シャンプー組成物における特許権取得のお知らせ

近年、美容の需要が高まっていることから、美容室でヘアカラー剤を使用し、継続的に染毛される方が増加しています。染毛は毛髪内部にヘアカラー剤の色素が入り込むことで発色しますが、日々のシャンプーによる洗髪等により、徐々に毛髪内部から色素が流出し、染毛直後とは異なる色味に変化していきます。これを「カラー退色」といいます。

色素の流出は、シャンプーに配合される洗浄成分(界面活性剤)の量と比例していることから、洗浄成分がおおければ泡立ちはよくなりますが、毛髪内部の色素の流出量が多くなります、、逆に洗浄成分の量が少なくなれば、泡立ちは悪くなりますが、色素の流出は少なくなります。このように濃密で豊潤な泡立ちとカラーの退色の抑制を両立すくことは非常に難しく、業界内での長年の課題でした。

そこでコタはシャンプーの「泡もち」に着目し、洗浄成分の配合量を抑えた「潰れにくい泡」を作ることで従来のシャンプーよりも、洗髪時やすすぎの指通りの良さ等の使用感を高いレベルで実現すると同時に、カラー退色を抑えることができるシャンプー組成物を発明しました。

そして、特許の出願を行い、この度、取得に至りました。

この特許につきましては、今後のシャンプー開発に活用する予定です。

確か…5月…新しいシャンプー発売です！